おやじバンド

おやじバンドとやらが人気らしい。おやじがちょいなつかしフォークなどを歌うのだ。
フォーク酒場なんていうのがあってカラオケならぬギターを弾きながら歌をうたうのだそうだ。

楽しんでいる本人はいい。

悲惨なのは、その歌を聴かねばならない、ギターやらフォークに何も関心のない会社の同僚や後輩達。

おやじ(部長職)「今度の金曜日の夜、フォーク酒場でさぁ、歌うからよぉ、聴きにこいよ、なっ!」
部下「えっ!金曜の夜っすか?彼女と…」
おやじ(部長職)「会社終わったらすぐ行くからな!」
同僚(平)「部長、もちろん行きますよ!」


こういう風に来たくもないのに来た人、ご機嫌を取ろうと来た人、そんな人達の前でおやじ達は歌う、弾く。

他人は巻き込まないで欲しい、切に願う。